施設に入るとき、飼っている犬や猫をどうするか。ここで施設探しが止まってしまう人がいます。
先に結論を書きます。ペットと一緒に入れる施設はありますが、数は多くありません。そして探し方にコツがあります。一般の検索では見つけにくいので、条件で絞り込める検索を使うのが早道です。
ペット可の施設がどれくらいあるか
入居前に確認すべき7つのこと
一緒に入れない場合の選択肢
娘母は猫を17年飼っていて…手放すくらいなら施設に行かないと言っています…



その気持ちを無視して進めても、結局うまくいきません!まずペット可の施設があるか探してみましょう
どこに相談すればいいか分からないときは、まず資料請求してください。
シニアのあんしん相談室は、全国2,800以上の高齢者施設を無料で紹介しているサービスです。電話で状況を伝えると、条件に合う施設を探して案内してもらえます。資料請求と見学の予約もまとめて頼めます。
ペット可の施設は、種類でいうと2つ
| 施設 | ペット受け入れ | 理由 |
|---|---|---|
| 介護付き有料老人ホーム | 一部で可 | 民間なので施設が独自に決められる |
| 住宅型有料老人ホーム | 一部で可 | 同上。専用の設備を持つ施設もある |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 一部で可 | 賃貸借契約なのでペット可の物件がある |
| 特別養護老人ホーム(特養) | ほぼ不可 | 公的施設で共同生活が前提 |
| グループホーム | ほぼ不可 | 共同生活。認知症の方が同居している |
つまり民間施設に限られます。特養は費用がいちばん安い選択肢ですが、ペットとの同居はまず認められません。
ペット可をうたう施設の中には、ドッグランや専用の足洗い場、動物病院と提携しているところもあります。一方で「小型犬のみ」「1匹まで」といった条件がつくのが普通です。
ペット可の施設に入居する前に確認する7つ
条件が細かいので、資料だけでは分かりません。次の7つを施設に直接確認してください。
| 確認すること | なぜ必要か |
|---|---|
| 種類と大きさの制限 | 「小型犬のみ」「猫は不可」が多い |
| 頭数の制限 | 1匹までが一般的 |
| 世話は誰がするか | 職員は世話をしない施設がほとんど |
| 世話ができなくなったらどうなるか | 体調が悪化したときの取り決め |
| 追加費用はいくらか | 敷金の上乗せ、月額のペット飼育料 |
| 共用部への同伴 | 居室のみか、施設内を歩けるか |
| 予防接種・health管理の条件 | 証明書の提出を求められる |
いちばん重要なのは3つ目と4つ目です。ペット可の施設でも、世話をするのは入居者本人というのが原則です。介護度が上がって世話ができなくなったときにどうするかを、入居前に決めておく必要があります。



もし母が世話をできなくなったら、猫はどうなるんでしょうか…



そこを先に決めておくのが大事です!家族が引き取るのか、預かり先を探すのか、施設に相談できるのかを確認してください
一緒に入れない場合の選択肢
ペット可の施設が近くにない、費用が合わない、という場合の選択肢です。
いちばん確実です。ただし引き取る側の生活も変わるため、先に相談が必要です。
自治体の動物愛護センターや保護団体が仲介する仕組みがあります。高齢者のペットに限った引き取り先を持つ団体もあります。
有料で終生預かる施設です。費用は年単位でまとまった額になります。
飼い主が費用を信託し、世話をする人に渡す仕組みです。専門家への相談が必要です。
どれも簡単ではありませんが、入居してから慌てて決めるより、探している段階で見通しを立てておくほうが選択肢が多く残ります。
ペット可の老人ホームの探し方
ペット可という条件は、施設のパンフレットに大きく書かれていないことがあります。地域と条件で絞り込める検索を使うのが早道です。
お住まいの市区町村にどんな施設が何件あるかは、こちらで確認できます。
どこに相談すればいいか分からないときは、まず資料請求してください。
シニアのあんしん相談室は、全国2,800以上の高齢者施設を無料で紹介しているサービスです。電話で状況を伝えると、条件に合う施設を探して案内してもらえます。資料請求と見学の予約もまとめて頼めます。
この記事のよくある質問
あります。ただし民間施設に限られ、数は多くありません。介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の一部です。特養やグループホームではほぼ認められません。
ほとんどの施設では入居者本人が世話をします。職員が代わりに世話をする施設は例外的です。世話ができなくなった場合の取り決めを入居前に確認してください。
かかるのが一般的です。敷金の上乗せや、月額のペット飼育料が設定されている施設があります。金額は施設ごとに違います。
小型犬までとしている施設が大半です。大型犬に対応している施設は非常に限られます。
ほぼ認められません。公的施設で共同生活が前提のため、アレルギーや衛生の問題から受け入れていない施設がほとんどです。
出典:介護サービス情報公表システム(厚生労働省)2026年6月末時点、有料老人ホーム設置運営標準指導指針、高齢者の居住の安定確保に関する法律を加工して作成。ペットの受け入れ条件は施設ごとに異なるため、必ず各施設にご確認ください。


コメント