特養の申し込み方法。どこに出す?必要な書類は?

特養の入所申込書に記入する男性のイラスト

特養に申し込みたいけれど、どこに何を出せばいいのか。ここでつまずく人が多い場所です。

先に結論を書きます。申込書は入りたい施設に直接出します。市区町村の窓口ではありません。ただし自治体によっては市区町村がまとめて受け付けているところもあるので、そこだけ確認が要ります。

この記事でわかること

申込書をどこに出すか

そろえる書類と、時間がかかるもの

何か所まで申し込めるか

息子

市役所に行けば申し込めると思っていました…

案内人

施設に直接なんです!申込用紙も施設ごとに違いますよ

目次

どこに相談すればいいか分からないときは、まず資料請求してください。

シニアのあんしん相談室は、全国2,800以上の高齢者施設を無料で紹介しているサービスです。電話で状況を伝えると、条件に合う施設を探して案内してもらえます。資料請求と見学の予約もまとめて頼めます。

シニアのあんしん相談室 老人ホーム・介護施設の資料請求・見学予約・入居相談

特養の申し込み方法は、施設に直接出すのが基本

流れはこうなります。

STEP
入りたい施設を決める

お住まいの地域にどんな施設があるかを調べます。施設は複数選んで構いません。

STEP
施設に連絡して申込書をもらう

電話で「入所の申し込みをしたい」と伝えると送ってもらえます。窓口で受け取れる施設もあります。

STEP
書類をそろえる

申込書のほかに、介護保険の証書の写しなどが要ります。次の章にまとめます。

STEP
施設に提出する

郵送でも持参でも構いません。持参すると施設の中を見られるので、そのまま見学を頼む人もいます。

市区町村がまとめて受け付けている自治体もあります。その場合は1枚の申込書で複数の施設に申し込めます。お住まいの市区町村の介護保険の窓口に、どちらの方式かを先に聞いてください。

特養の申し込みに必要な書類

書類入手先注意
入所申込書施設施設ごとに様式が違う
介護保険被保険者証の写し手元にあるもの要介護度が確認される
介護保険負担割合証の写し手元にあるもの毎年7月に新しいものが届く
健康診断書または診療情報提供書かかりつけ医受け取りまでに日数がかかる
本人と家族の状況を書く書類施設ここが順位を左右します

いちばん時間がかかるのは診療情報提供書です。依頼してから受け取るまでに1週間から2週間かかることがあります。先に医師へ依頼しておいてください。

そして見落とされるのが最後の欄です。誰が介護しているか、どんな状態か、住まいはどうかを書く欄があります。ここが順位の判定に直結します

息子

状況の欄は、詳しく書いたほうがいいのでしょうか?

案内人

具体的に書いてください!「大変です」ではなく、何が何回起きているかを書くんです

書き方の例です。

  • 「夜も見ています」ではなく「夜間に3回から4回起きるので、そのたびに対応しています」
  • 「家が狭いです」ではなく「2階の部屋で暮らしていて、階段の上り下りに介助が必要です」
  • 「私も体調が悪いです」ではなく「介護している私が週3回通院しています」

事実を数で書くと、点数として拾われます。

特養は何か所まで申し込めるか?

制限はありません。何か所でも申し込めます。申し込みは無料で、他の施設に申し込んでいることが不利になることもありません。

複数に出す理由は2つあります。ひとつは、施設ごとに順位のつけ方が違うこと。もうひとつは、空きが出る時期が施設ごとにばらばらだからです。

3か所から5か所に出している人が多いようです。ただし遠すぎる施設に出しても、面会に行けず結局断ることになります。通える範囲で選んでください。

申し込んだあとにやること

出して終わりにしないでください。

  • 状況が変わったら施設に伝える(介護している人の病気、要介護度の変更、1人暮らしになった)
  • 転居や電話番号の変更を知らせる
  • 年に1回、施設から意向の確認が来ることがある。返事をしないと名簿から外れる

連絡が取れない申込者は外されます。これで順番を逃す人がいます。

特養の申し込みから入所までの流れ

申し込みのあとは、施設の入所検討委員会が順位を決めます。空きが出ると、上位の人から順に連絡が入ります。

連絡が来てからの流れはこうです。

段階内容目安
打診の連絡入所の意思を確認される返事は数日から2週間
面談・訪問調査施設の職員が本人の状態を見に来る1週間前後
入所判定受け入れられるかを施設が決める数日
契約・入所契約を結び、入所日を決める1〜2週間

打診を断ると、次の順番は下がることがあります。断る場合の扱いは施設によって違うので、申し込みのときに聞いておいてください。

お住まいの市区町村にどんな施設が何件あるかは、こちらから確認できます。

どこに相談すればいいか分からないときは、まず資料請求してください。

シニアのあんしん相談室は、全国2,800以上の高齢者施設を無料で紹介しているサービスです。電話で状況を伝えると、条件に合う施設を探して案内してもらえます。資料請求と見学の予約もまとめて頼めます。

シニアのあんしん相談室 老人ホーム・介護施設の資料請求・見学予約・入居相談

この記事のよくある質問

特養の申し込みはどこに出しますか?

入りたい施設に直接出すのが基本です。ただし市区町村がまとめて受け付けている自治体もあります。お住まいの市区町村の介護保険の窓口で、どちらの方式かを確認してください。

申し込みに費用はかかりますか?

かかりません。何か所に出しても無料です。

何か所まで申し込めますか?

制限はありません。3か所から5か所に出している人が多いようです。ただし通える範囲で選んでください。

申し込みに時間がかかる書類はありますか?

診療情報提供書です。かかりつけ医に依頼してから受け取るまで1週間から2週間かかることがあります。先に依頼してください。

打診の連絡を断ったらどうなりますか?

施設によりますが、次の順番が下がることがあります。扱いは施設ごとに違うので、申し込みのときに確認しておいてください。

出典:介護保険法、指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準、指定介護老人福祉施設の入所に関する指針(厚生労働省)を加工して作成。申し込みの方式と必要書類は市区町村と施設で異なるため、必ずご確認ください。

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この記事を書いた人

50代になり、親の介護が必要になったことをきっかけに、介護施設について本格的に調べ始めました。「まだ施設は早いのではないか」「費用はいくらかかるのか」「本人が嫌がったらどうすればいいのか」など、調べれば調べるほど分からないことばかりでした。仕事や自分の生活を続けながら親のことを考える大変さを経験したからこそ、同じように悩むご家族が少しでも安心して施設探しを進められるよう、介護施設や老人ホームに関する情報を分かりやすく発信しています。

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