特養に申し込みました。あとは連絡を待つだけ、と思っていると困ることになります。
待機中に何もしないでいると、順位は上がりません。そして、いざ連絡が来たときに断ることになる人もいます。準備が間に合わないためです。
この記事では、待っている間にやることを整理します。
待機中にやるべき4つのこと
待つ間の住まいの選び方
連絡が来たときに慌てないための準備
娘申し込みは済ませたのですが、この先どうすればいいのか分からなくて…



待っている間にできることがあります!順位を動かす手もありますよ
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待機中にやること
特養は必要度の高い人から入ります。介護している家族が病気になった、要介護度が上がった、1人暮らしになった。こうした変化は順位に反映されます。伝えなければ、施設は知りようがありません。
連絡が取れない申込者は、名簿から外されることがあります。転居や電話番号の変更があったら必ず知らせてください。
申し込みは無料で、何か所に出しても構いません。施設ごとに順位のつけ方が違うので、1か所だけでは機会を減らします。
これがいちばん大事です。数か月から数年かかるので、それまでどこで過ごすかを決めておきます。
1番目と4番目を飛ばしている人が多いです。とくに4番目は、決めないまま在宅で限界まで持ちこたえてしまう家庭が目立ちます。
特養を待つ間の住まいの選択肢
| 選択肢 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 在宅で介護保険サービスを使う | 介護する人が同居していて、まだ余力がある | 介護する側が倒れると一気に行き詰まる |
| ショートステイをくり返す | 一時的にしのぎたい | 連続利用に日数の上限がある |
| 介護老人保健施設(老健) | 退院直後でリハビリが必要 | 原則3〜6か月。住み続ける施設ではない |
| 住宅型有料老人ホーム | すぐに入りたい。費用を抑えたい | 介護は外部と別契約 |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 本人がまだ動ける | 介護は含まれない |
| 介護付き有料老人ホーム | 介護度が重い。24時間の体制が要る | 費用は高い |
特養を待つ間に民間施設に入る、という選択は珍しくありません。民間施設に入っても特養の申し込みは取り下げなくて構いません。順番が来たら移ることができます。



一度どこかに入ったら、特養の申し込みは消えてしまうのでは…



消えません!在宅より順位が下がることはありますが、申し込みは続けられます
ただし正直に書くと、在宅で介護している人のほうが優先度は高く判定されやすいです。すでに施設に入っている人は、緊急度が下がったと見られるためです。ここは施設と市区町村の判断によります。
待機中のショートステイの使い方
ショートステイは、特養の空床を使うタイプと、専用の施設で受け入れるタイプがあります。
連続して使える日数には上限があり、原則として30日を超えて連続で利用することはできません。つなぎとして使うには限界がありますが、介護する側が休むためには有効です。
そして見落とされがちな点があります。ショートステイでその施設に通っていると、施設の職員が本人の状態を把握します。入所の申し込みをしている施設のショートステイを使うと、状態が正確に伝わります。
連絡が来たときに慌てないための準備
順番が来ると、施設から連絡が入ります。返事までの期間は施設によりますが、数日から2週間程度で決めることを求められます。
そのときに用意しておくと早いものを並べます。
- 印鑑と本人確認書類
- 介護保険被保険者証、負担割合証、負担限度額認定証
- 診療情報提供書(かかりつけ医に依頼するので日数がかかります)
- 身元引受人と保証人の連絡先
- 初期費用として、当月分と翌月分の見当
とくに診療情報提供書は、依頼してから受け取るまでに時間がかかります。連絡が来てから頼むと間に合わないことがあります。
特養の費用を待つ間に確認しておく
特養に入ったとき、実際に月いくらになるのか。ここを先に計算しておくと、待つ間の住まいにいくらまで出せるかが決まります。
お住まいの市区町村にどんな施設が何件あるかは、こちらから確認できます。
どこに相談すればいいか分からないときは、まず資料請求してください。
シニアのあんしん相談室は、全国2,800以上の高齢者施設を無料で紹介しているサービスです。電話で状況を伝えると、条件に合う施設を探して案内してもらえます。資料請求と見学の予約もまとめて頼めます。
この記事のよくある質問
状況が変わったら施設に伝えること、半年に一度は申し込みの意思を確認すること、複数の施設に申し込むこと、そして待つ間の住まいを決めることの4つです。
構いません。特養の申し込みを取り下げる必要もありません。ただし在宅の人に比べて優先度は下がる場合があります。
原則として30日を超えて連続で利用することはできません。つなぎとして使うには限界があります。
施設によりますが、数日から2週間程度です。診療情報提供書は用意に時間がかかるので、事前にかかりつけ医に相談しておいてください。
上がる可能性があります。ただし施設に伝えなければ反映されません。区分変更の結果が出たら必ず連絡してください。
出典:介護保険法、指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(短期入所生活介護)、特別養護老人ホームの入所申込者の状況(厚生労働省)2025年4月1日時点を加工して作成






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